【3月28日のお知らせ】イギリスのピノ・ノワールの凄さ。

【3月28日のお知らせ】イギリスのピノ・ノワールの凄さ。

イギリス中部のオックスフォードシャー州の蔵元ブライトウェル・ヴィンヤード。
ワイン・スタイルズ直輸入の蔵元ですが、新入荷で驚くべきピノ・ノワールが入荷しました!

冷涼な産地のピノ・ノワールの美点を全て兼ね備えた、ブルゴーニュの銘酒に勝るとも劣らない珠玉の一本です。

ピノ・ラヴァーは絶対試さないといけません!

ピノ・ノワール・ドライ 2013
〈ブライトウェル・ヴィンヤード〉
750ml  ¥4,000(税抜き)

テムズ・ヴァレーの完熟ピノ・ノワールを用いた素晴らしい一本。チェリーにラズベリー等の赤系果実の綺麗なアロマに仄かなバニラが溶け合うシルキーでエレガントな味わいはブルゴーニュに比肩するもの。

~蔵元に関して~
【BRIGHTWELL VINEYARD】
イギリスでは、古くからワイン造りが行われており、多くはとても小規模ですが、約400ものワイナリーが存在します。
近年、シャンパーニュ製法で造ったスパークリング・ワインが国際大会で金賞を受賞したのを皮切りに国際舞台で脚光を浴びるに至りました。
また、最近の地球温暖化の影響も受け、より一層ワイン栽培に適した土壌へと変化を遂げています。
20年程前、オックスフォードシャー州で葡萄を栽培し,販売するという協同組合のようなものを作るプロジェクトがあり、このブライトウェル・ヴィンヤードもその一部を担っていました。
しかし、生産性はよくなく、ワイナリーの所有者がワイナリーを売却しようとし買い手を求めていたところ、当時エア・フォースのパイロットだったニュージーランド人のボブ・ニールセン氏が、仕事でイングランドに来ていたところ、この話が彼の元に届き、非常に興味があったため、1999年にワイナリーを買い取りました。
ニールセン氏は自国でもワイン造りの経験がなかったため、本を読むなどし、独学にてワイン造りを学びました。
生産性を高めるために2000年には葡萄を植え替え、徐々に畑を拡張し、現在は18エーカー(6.5ha)を所有し、オックスフォードシャー州では1番大きなワイナリーへと成長し、毎年畑を拡張し続けて新しいことに挑戦し続けています。
ブライトウェルというのは「良質な新鮮水」という意味で、テムズ川上流の支流にワイナリーは囲まれています。
現在、白葡萄は、ライヘンシュタイナー、バッカス、フクセルレーヴェ、シャルドネ、リースリングを栽培。
黒葡萄は、ドルンフェルダー、ピノ・ノワールを栽培。 白ワイン4種類、ロゼ1種類、赤1種類、スパークリング2種類を造っており、3年後には10種類に増える予定。
今後はピノ・ノワールを使った赤ワインに力を注いでいきたいとのこと。
土壌は白亜粘土質土壌で、近年ワイン造りで注目を浴びているケント州の海岸線よりも夏は2~3度暑く、冬も同様に寒く乾燥しているため、ワイン造りには最適な気候だとニールセン氏は考えています。

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