カナダ、ケベック州ルージュモンにて4世代続くジョドワン家。ジョドワン家の歴史は、1901年に100本のリンゴの木が植えてある土地を購入して移住したところからはじまります。祖父がシードルハウスを開いその後、現当主のミシェルは、父の土地で育てたリンゴで醸造したシードルを地元のマーケットで販売し、従来よりも高品質なシードルに大きな需要があることを実感しました。
ミシェルは、より高品質なシードル届けようと苦労を重ねて今に至っています。最初は、フランスのノルマンディーやブルターニュにシードル造りを学びに行きます。そして、シャンパーニュ・ポル・ロジェではシャンパーニュ製法を習得。ミシェルはこのシャンパーニュ製法でシードルを造る初期の一人となりました。また、リンゴにもこだわり、所有する12haの土地で、最も伝統的なマッキントッシュ種から格別なジェネバ種まで、20種類ほどのリンゴの種類を栽培しています。現在では、クラフトシードルの生産者として、輝かしい受賞歴を持ち、ケベック州のシードル界を盛り上げています。そして豊かな創造力でシードルの垣根を取り払おうと奮闘し続けています。
ミシェル・ジョドワンが造るロゼ・シードルはジェノバ種と呼ばれる実まで赤い野性リンゴから生まれます。自社農園で栽培をはじめ、今では北米でこのリンゴを栽培する最大の生産者でもあります。
ジェネバ種のリンゴは、酸味が特徴的。この酸とタンニンの豊富さは、アルコールに変化する際、シードルにキレのあるフレッシュさをもたらします。また、ベリーやフローラルな香りもあり、従来のシードルにない複雑さも生み出します。かわいらしいピンク色だけでなく、甘すぎずフレッシュな飲み心地がさらに飲み進めたくなります。
シードルは、製造過程で出たリンゴの搾りかすは家畜のえさになり、出来上がりのシードルは飲み手に消費され、飲んだ後のアルミのボトルはリサイクルされるという、すべてがエコの循環サイクルでつながるのがシードルです。また、今注目されるSDGsな観点とも一致しており、環境のことも考えたエコフレンドリーな飲み物なのです。
缶入りのアルコール飲料は、いままでもたくさんありましたが、プルタップで開けやすいけれど、円錐型のものが多かったと思います。ミシェル・ジョドワンのアルミ缶で瓶と同じボトル型缶というのは非常に珍しいです。瓶だと重かったけれど、アルミになることで軽量となり、持ち運びやすいです。近年はプルタップ缶で洒落た目を引くデザインもありますが、シードル自体の色がそのまま缶の色になり、明るくポップに描かれ分かりやすく、食卓の上を華やかにしてくれ、使い勝手の良さが表現されています。
カナダで伝統的なマッキントッシュのリンゴをタンクで発行させ、フィルターにかけてガス注入したミシェル・ジョドワンのスタンダードシードル。 柔らかい泡にフレッシュなリンゴの香りと、非常に軽やかで、あとにほんのりと甘みが感じられます。 甘すぎず、シードル初心者にもおすすめです。 食前酒やハンバーガーやポテトフライのお供に最適!
カナダで伝統的なマッキントッシュとミシェル・ジョドワンの最大の特徴である、実も赤いレアなジェネバのリンゴをタンクで発行させ、フィルターにかけてガス注入したロゼ・シードル。
ジェネバのリンゴの自然で可愛らしいピンク色。
柔らかい泡にフレッシュで、よりフローラルな香りがプラスし、食前酒はもちろんのこと、魚介類との相性がばっちり!
カナダで伝統的なマッキントッシュのリンゴをタンクで発行させ、フィルターにかけた後、グレープフルーツから抽出した自然な香りを足してからガス注入したシトラスシードル。 光り輝くオレンジロゼ色に、グレープフルーツやブラッドオレンジのような香りがリンゴとともに広がり、非常にさっぱりとした爽快感が楽しめます。魚のフライや鶏のから揚げと一緒に!