ベンチャーウイスキーさん訪問レポートの続きです。よろしければ、1,2もご覧ください。
もちろん、自然の風を利用して、湿度を保つように(夏で60%、それ以外で70~80%)蔵が設計されており、上の方に小さな小窓がついています。
この日も暑い日でしたが、蔵の中はひんやりと湿った感じでした。
現在樽は、全部で1300樽あるそうです。
シェリー樽、バーボン樽、コニャック樽、ラム樽、ワイン樽など色々と使い分けているそうです。
ただ、レッドオークは漏れやすいので、ホワイトオークのほうが主流だそうです。
そして、頼んで作ってもらっていたホワイトオークの製作者が80歳とご年配で後継ぎがいないということで、昨年は、樽作りの勉強も兼ね、スタッフの皆さんで樽作りもなさったそうです。
1回で学べるほど簡単なものではなかったそうですが、修理くらいは自分たちでできるようになったとのことで、この日も外で修理されている樽を発見しました!
樽まで自分たちで作っちゃうなんて!本当に素晴らしいですね!
発酵槽でもミズナラを使っていらっしゃいましたが、熟成樽でもミズナラを作ったそうです。
ただ、ミズナラはよく家具に使われる木だそうですが、非常に漏れやすいんだそうです。(参考写真)
そうはいっても、このミズナラからキャラやコボクなどの独特の
フレーバーが得られるそうで、これが非常に好評だとのこと。
漏れたところから少し手に取り、なめさせていただいたのですが、何だかとても懐かしい香りがしました。
樽の中で熟成中に年2~3%蒸発していくのだそうですが、これをエンジェルズ・シェアと呼び、もったいないと言ってはいけないそうです。
この目減り分の間の空気が、ウイスキーの味を大きく左右するんだそうです。
というわけで、ここまで来たらテイスティングです!
「お好きなものをどうぞ!」
と言われたのですが、さすがに全部は試飲できないので、(ほんとですよ!)肥土さんにここでしか試せない貴重なものを選んでいただき、試飲させていただきました。
気になったのは、どのくらいで樽の色が付き始めるのかということでした。
というわけで、ホワイトオーク新樽に入れて4か月のものを試飲させていただきました。(写真・右)
淡い麦わら色になっています。
正直たった4か月でここまで色がつくとは想像していませんでした!すごいですよね。
あとすごいなぁと思ったのは、この栓です。
非常に上質なコルクを使われていて、ふたの部分はオーク樽になっています。
細部のこだわりを感じましたね~
コルクの話を肥土さんにしたら、
「やはりワインの人なんですね。」
とありがたい言葉を頂戴しました!
そのあとも帰りのタクシーが来るまで、いろいろと試飲をさせていただきました。
そして、今年はとうとうシングル・モルトが初リリースとなるそうです!
出来上がったものは見せていただいたのですが、これは発売前でしたので、写真を撮ることはできませんでしたが、お話を伺って試飲をした後だったので、とっても飲んでみたくなりました!
ここまで来たら、イチローズモルトが飲みたくなりますよね?でしょ?
というわけで、宣伝でーす!
9月3日には、ベンチャーウイスキーのマッシュマン、大島さんをお迎えして、ベンチャーウイスキーさんのウイスキーを一緒に試飲しながら、最後は本物のハイボールを作って楽しみます。
参加者大大大募集中です!
造り手がいらして気軽にお話しできる絶好の機会です!
ぜひ楽ーな感じでいらしてみませんか?
詳細はこちら http://ameblo.jp/winestyles/entry-10975216449.html
最後はハイボールにぴったりなキュヴェを用意してくださいますので、楽しみになさってください!
で、最後はお決まりの写真撮影させてもらいました。
肥土さん、本当にありがとうございました!
tana
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