毎月ほんとあっという間ですが、明日と明後日にマリアージュ・テイスティングが開催されます!
というわけで、今月もどんな感じになるのかちらっとご紹介しますね。
ワインはお伝えしていた通り、こちら。
トゥーレーヌ・アゼイ・ル・リドー・ブラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ2003
<ラ・エルピニエール>
フランス・ロワール地方
シュナン・ブラン100%
<白・辛口>
ロワール地方トゥールの南西アゼイ・ル・リドーの西シャイエに畑を8ha所有するラ・エルピニエール。
代々ヴィニュロンとしてブドウ栽培を行っていたのですが、現在5代目当主となるクリストフ・ヴェロノー氏は父が亡くなった後に畑を継承しましたが、父と一緒に畑で働いていなかったためボーヌにて醸造学を学んだ後は独学にて研究を重ね、今では土&石が大好きなテロワールを熱く語るヴィニュロンです。
そのクリストフさんよりバックヴィンテージを入手することができました。
あの猛暑と名高い2003年ヴィンテージですが、果実味同様、ミネラルもしっかりあるため、まだまだフレッシュさがしっかりと残り、シュナン・ブランのポテンシャルの高さを見せつけてくれるヴィンテージに仕上げられています。
また、ほんのりと感じられるソルティーなニュアンスは、シェリーのフィノを思わせる風貌です。
今回はワイン・スタイルズのワインが飲める店でもある外苑前のグリルダイニング&バー、カチナ
さんの
「秋刀魚のリエット、大根のピクルス添え、ディル風味」
に合わせます。
打ち合わせ時にどんなお料理と合わせますかねーと梅雨明けのころ、まったくイメージできない感じで話していたんですが、せっかくだから季節感出したいよねとおっしゃっていただき、秋刀魚に決まりました!
この2003年ですが、優良年ということもありますが、シュナン・ブランのポテンシャルのすごさを感じさせます。すっごいフレッシュなんです。
ミネラルもがっちりしているので果実味と溶け合うのに時間もかかりますし、なんせ酸が非常に綺麗できりっと引き締まっています。
というわけで、この酸味と合わせたいなぁと思って、またまたわがままを言ってお願いしました。
今回の秋刀魚は炭火で焼いていただき、レモンで脂のジューシーさをさっぱりとさせてバゲットスライスに乗せた上に、大根で作ったピクルスを添えて、上にディルのハーブを散らしていただきます!
これだけ酸味にこだわった仕上がりはマリアージュしていただければ納得頂けると思います!
いつも別にそんなに季節感無視しているわけではありませんが、今月は特に食欲の秋を満喫していただけるマリアージュになりますよ。
価格はいつも通り1杯70ml ¥1050(税込)でご提供いたします。
今月も皆様のご参加お待ちしております!
tana
P.S. Special thanks to Kaneko-San!
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