実は5月にイギリス出張の際、素敵なサイダーファームたちと出会ってきて、日本に輸出してくださる承諾を得てきておりました。今回ワイン・スタイルズが輸入元をさせていただく、サイダリーは両方とも輸出したことがないという生産者で、輸出までの道のりが長いものになってしまいましたが、やっと販売までこぎつけることができました!英国から初海外が日本となる生産者たちです!
昨日第1弾のニュートン・コート・サイダーを紹介しましたが、今日はリトル・ポモーナです!
その2.リトル・ポモーナ
ワインジャーナリストや雑誌編集、品評会審査員でも有名なスザンナ・フォーブス女史と飲料業界にいた夫のジェームス・フォーブス氏が20年以上の業界にいた経験を生かして、何か新しいものを造ろうとリサーチして、2014年イギリス、ヘレフォード州の北マルバーン・ヒルのふもとにあるソーンベリーに2haのリンゴ畑を譲り受け、ナノ・サイダリーともいうべき、極小サイダーファームを設立。2015年にファーストヴィンテージをリリースし、サイダー業界の注目を一気に集めている。リトル・ポモーナの名前はローマ神話の果実の女神、「ポモーナ」から名付けていて、自分たちの小さなリンゴ畑をポモーナのように守りたいという意味が込められており、サイダリーのロゴにも描かれています。
新しいカーヴも設立中で、これからリトル・ポモーナがビック・ポモーナに大変身しそうな日もそう遠くないと思います。
今回取り扱いのアイテムはこちら。
クリオ・コンディションド・スパークリング・サイダー 2017 750ml¥3,200(税抜き)
サイダーファームから2㎞のところにあるハーヴェイ・ローパー氏所有のマナーファームの樹齢40年のミッチェリン55%、ダビネット24%、樹齢20年のメダイユ・ドール18%とアイスサイダー3%使用。
収穫後プレスした果汁をモスカテルのシェリー樽(225L )に直接入れ、完全にドライになるまで発酵。同時に最後に収穫したリンゴを凍らせ、ゆっくりとプレス後発酵させ、アイスサイダーを造り、2018年7月に2つをブレンドし、瓶詰して最終的な2次発酵をさせて、自然なスパークリングを生み出すクリオ・コンディショニング・スパークリング・サイダーに仕上げています。
生き生きとしたフレッシュなリンゴの感じる共に熟したタンニンがあり、全体的には骨太な辛口スパークリング・サイダー。他には例を見ないスリリングなサイダー。生産本数324本。
日本に入荷はたった120本です。
ぜひこの秋あちこちで見かけたら飲んでみてくださいね!
tana
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