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本日はBeaujolais Nouveauの解禁日ですね。
皆様はもうお試しになりましたか?
毎年言っているような気がしますが 今年は50年に一度の空前の当たり年と触れ込みですので非常に期待が持てますね(゚ロ゚;)!
さて、当店では今年は敢えてボージョレ・ヌーヴォーは取り扱いしませんでした。目を付けていた有機栽培の生産者のものは価格が高く、断念しました。
逆にコストパフォーマンスの良さが顕著な南フランスの新酒(Nouveau)にしました。解禁日が無く、気候も安定しており収穫も早くできる分、ボージョレよりも数日早く楽しむことができます。
店頭試飲を行ったのは下記3種。
Vin Nouveau 2009
<La Grande Colline>
の Rouge&Blanc
Le Temps des Gitans
Premiere Joie 2009
<Mas de Janiny>
日本人の大岡弘武さんが北ローヌで造る赤と白、そしてラングドック地方でジュリアン兄弟が造る今年初リリースの赤です。
いずれもビオロジック栽培のナチュラルなものです。
大岡さんの造るワインは除草剤、殺虫剤、化学肥料、更には酸化防止剤も使用していないナチュラルなもの。
当然、濾過も最小限に留めていますので御覧の通り瓶底にびっしりと澱が付着しています。
白ワインは王冠でフレッシュな弱発泡(瓶詰め後も発酵が続く為糖分がアルコールと二酸化炭素に分解される→この炭酸が酸化防止の役割も果たします)な上、相当な濁り酒。
少し立てて静置して置きましたのでグラスに注ぐと判り辛いのですが、結構どぶろくな雰囲気。
これはヴィオニエとシャルドネのブレンド。
洋梨などの果実味に溢れ酵母の香りも柔らかくフレッシュでジューシー。
嫌な揮発酸も感じられず素晴らしい一
本。
対する赤は非常に濃厚な色調。ブルーベリーやスグリのコンポートの甘く華やかなアロマ。シナモンなどのスパイスも豊かでタンニンも肌理細やか。
今年はメルロ、ガメイとシラーのブレンド。口に含むとフレッシュな巨峰のような瑞々しさを感じ飲み応えもある一本。
マ・ド・ジャニーニのプルミエール・ジョワ(写真真ん中)は明らかに淡い色調。
アリカントとシラーのブレンドは綺麗なルビー色で柔らかなチェリーのような果実味と綺麗な酸味がフレッシュで秀逸なバランス。
ヌーヴォーならではの活き活きとした味わいに嬉しくなります。
軽やかなワインで旨味もしっかりしているのでクイクイ飲めてしまいそうです。
今回はパルミジャーノ・レッジャーノを練りこんだパイと合わせてカウンターでお出ししました。
塩味は抑え目で3種のヌーヴォーのどれとも相性が良く新酒を楽しんでいただけたかと思います。
御好評でしたので今年はワイン・スタイルズのヌーヴォーは試飲・販売分ともに売り切れてしまいましたΣ(・ω・ノ)ノ
自分の分も買えませんでしたので、私も今夜はペットボトルのヌーボーなどを試してみたいと思います
是非今度は皆さんが美味しかったヌーヴォーを教えて下さい(・ω・)ノ
Oga
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