待ちに待った今年最後の金曜日がやってまいりました
本日は今月第3回目、今年最後の
『Every Friday , Champagne Time !』開催です
今日のシャンパーニュについて。
<モエ・エ・シャンドン>
オーガニック・チェダーを添えて
¥1,890(税込・70ml)
シャンパーニュといえば『ドンペリ』ことドン・ペリニョン
もはや説明不要ですが、少しだけ。
モエ・エ・シャンドン社のプレスティージュ・キュヴェとして名高く、作柄の素晴らしい年のみ生産されるシャンパーニュで使用される葡萄は全てグラン・クリュの畑からピノ・ノワールとシャルドネを半々ずつ用いられる。
1999年は7年間熟成されたのちリリースされたバック・ヴィンテージの極上品。
17世紀後半1668年、盲目の修道士ドン・ピエール・ペリニヨンは、「最高のワインを造る」という使命の下、マルヌ西方の丘に建つベネディクト派修道院 (オーヴィレール大修道院)のセラーマスターとして働いていた。
それから47年もの時間をかけて、ピエール・ペリニヨン僧は後に「シャンパン」と呼ばれる ワイン醸造の技法を完成させていく。
驚くべきインスピレーションと先見の明をもって、彼はシャンパーニュ地方の葡萄に秘められた贅沢さを見抜き、職人的こだわりで新しい味覚のセンセーションを生み出していった。
そしてピエール・ペリニヨン僧の造るワインの評判は瞬く間に知られるところとなり、その名は 時の為政者ルイ14世のテーブルにも登るようになる。フラコン(小瓶)という名で呼ばれたこのシャンパーニュ地方の泡立つワインは当時造られる最 も質の高いワインの実に4倍もの時間をかけて生産されたものだった。
ワイン造りにおける「革命」とも言えるこの奇跡の酒は、後に人々の嗜好や習慣までも 変えていくものとなる。
「シャンパーニュの父」と謳われるピエール・ペリニヨン僧の野望、それは「世界最高のワイン」を提供すること。
その後3世紀に亘りマニフェストである『世界最高のワインを造る』というテーマを守り続けています。
今日テイスティングするのは近年もっともテロワールを見事に表しエレガントな酒質だという1999年。
収穫期間中の9月14日に雨が降りましたが、その影響は全く受けず、例年に増して力強く、豊満な味わいの良質の葡萄が豊作の年。
空気に触れると、軽やかに戯れながら螺旋状に香りが広がり、アンゼリカ、ココナツ、シナモン、カカオ、タバコのアクセントが加わります。
口に含むと、土の香りのような、スモーキーで艶やかな、複雑で豊潤な味わいが広がり、 ピリッとスパイシーな温かみを感じさせます。
凝縮感は、深みのある、まろやかな味わいへと滑らかに展開し、フルーティでエキゾチックな熟成感に、わずかなアニスのアクセントが加わります。
心を乱すような素晴らしい味わいは、最後まで失われることなく、スパイシーなノートを控え目に残しながら、トーストとヨードを感じさせる味わいが続きます。
シェフ・ド・カーヴであるリシャール・ジェフロワ渾身の作品である1999年。
ドンペリがドンペリたる所以、真のドンペリの姿を堪能しましょう
※無くなり次第終了となります、
人気が予想されるのでお早めにお越し下さい。
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