日本国内で栽培、収穫した葡萄のみを原料とするワインに限定した
「ジャパン・ワイン・コンペティション(国産ワインコンクール)2014」の審査結果が4日発表された。
王国、山梨県内を醸造地とするワインは全13部門中5部門で部門最高賞を獲得し、うち最も品質が優れていると判断された金賞での部門最高賞には3部門で輝いた。
コンクールは今年で12回目。県内の41社337点を含む24道府県の103社から過去最多の797点の出品があり、7月に行われた国内外25人の専門家による審査会の結果、約半数に当たる過去最多の396点が奨励賞以上の各賞を受賞した。
山梨県内からの受賞は、金賞12点、銀賞49点、銅賞96点、奨励賞20点の計177点で、いずれも24道府県の中で最多となった。
コンクール実行委員会の会長を務める山梨大ワイン科学研究センター長の奥田徹氏は「とくに甲州種で造ったスパークリングワインの出品数が増えている。
欧州系のシャルドネ種に比べスパークリングワインとしての歴史は浅いが、多くのワイナリーが積極的に取り組み、昨年より品質が洗練された感がある。シャルドネ種にはない、すっきりとした味わいが特徴で、和食にも合いやすく、さらに品質の向上が期待できる」と講評した。
審査委員長を務める酒類総合研究所(広島県)理事の後藤奈美氏は今年の全体的な傾向について「多様なブドウ品種から優れた品質のワインが生まれている」と説明。
ソーヴィニョン・ブラン種のワインが「欧州系品種・白」部門で初めて部門最高賞(金賞)、初出品されたタナ種のワインが「同・赤」部門で銅賞をそれぞれ獲得した。
後藤審査委員長は「ワインの楽しさの一つが多様性。
今後、さまざまな品種の中から日本の風土や日本人の好みに合う品種を選び、より高品質なワインを造ってほしい」と生産者に期待した。
審査結果の詳細はコンクールの公式サイトで公開。表彰式は30日、甲府市湯村の甲府富士屋ホテルで行われる。
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金賞が出た6部門の各部門最高賞は次の通り(部門、銘柄、ワイナリー、醸造地の順)。
●欧州系品種
赤「桔梗ケ原メルロー2009」(シャトー・メルシャン、山梨県)
白「マリコヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン2013」(同)
●国内改良等品種
赤「2012 マイスターセレクション 遅摘みマスカットベリーA」(朝日町ワイン、山形県)
●甲州・辛口
「甲州ドライ2013」(シャトー酒折、山梨県)
●極甘口
「しばれわいん ケルナー」(はこだてわいん、北海道)
●スパークリングワイン
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