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こんにちは~
先週末のマリアージュ・テイスティングの報告です。
店頭まで足を運んで頂いたお客様、又ブログで楽しみに見て頂いておられる方には大変感謝しております。
ありがとうございました。
さて、お伝えしておりました通り今回はブルゴーニュの赤ワインのこちら。
Cote de Nuits-Villages 2007
<Domaine Gilles Jourdan>
コート・ドール(黄金丘陵)の中央付近、コート・ドニュイの南端にあるコルゴロアン村の小さな生産者ジル・ジュルダン。
以前は大手ネゴシアンで醸造を任されていましたが現在は実家に戻り自らの畑仕事に精を出している本当に人の良いヴィニュロンです。
人柄とワインに惚れ込んでワイン・スタイルズではお取り引きをさせて頂いております
非常にクラシックで長期熟成も可能にさせるワイン造りで魅了してくれます。
さて、酸とミネラルの年と評される2007年のブルゴーニュの赤ワインですがどうでしょうか。
色調は健全で淡く輝くルビーは若さを想起させる。
フレッシュな赤いチェリーやフランボワーズのアロマからほんのりと柔らかな甘みを感じさせる。
はっきりと輪郭のある酸だが、一般的な2007年の突出した酸の印象ではなく、果実味とのバランスも見事に取れている為エレガントな佇まい。
エキスの抽出は控え目で穏やかな渋味とアルコール感で、繊細且つ優雅な一本。
それに合わせたのがロースト・ビーフとカプリス・デ・デューにチェリーのコンポート添え。
ロースト・ビーフには市販のタレ等は勿論使用せず、ダブルクリームのクセの少ない白カビのチーズと共に召し上がって頂きました。
コンポートはやや甘みが強かったので少量で。
チェリーのアロマのバッティングは無く調和。
肉の塩みと僅かなスパイスはワインのミネラルとブーケに合い、コクを与えるチーズはクリーミーな舌触りで肉の血の鉄っぽさを相殺し、ワインに旨味と満足度を満たしてくれる。
コンポートの甘味もワインのえぐみを増長させることなく非常にマッチしました。
日常のお惣菜ですと非常に繊細なワインなので強い風味の食材は避けて例えばチキンの照り焼きや若鶏のバルサミコ煮、ハンバーグ(トマトソース)などが相性良さそうです。
さて、次回は今年最後のマリアージュ・テイスティングとなります。
12月らしくChampagneと生ハムですよ!
今回は定番・王道の組み合わせですがやはりこれは外せませんね
詳細はブログにupしますので、皆様お楽しみに~(・ε・)/
Oga
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