先月は金曜日に台風が来てしまい、皆さんほぼ土曜日に来店されるという凄いかたよったマリアージュ・テイスティングでしたが、好評でした!
今月も暑さに負けないような素敵なマリアージュをお届けしたいと思います!
ワインはご案内していた通りこちら。
ロ ワール地方の古都ブールジェの北東20kmに位置するメネトゥ・サロンにおいて最高のワインを造り出すドメーヌ・ジャン・テイエ。現在はニュージーランド のセ レシン・エステートなどで研修を積んだ娘のパトリシアが醸造責任者となりボルドーでワイン造りを学んだ夫のオリヴィエが加わり、家族経営をしています。
「いかにして良い葡萄自体を育てられるか」という概念の下に自然な醸造を心掛け、除草剤は一切使用せず、肥料に牛の糞をしようするなど出来る限りシンプル にテロワールの表現に細心の注意を払い丁寧にワイン造りを行っています。
このマドモワゼル・テは、1997年よりジャン・テイエが産み出すプレスティージュ・キュヴェで娘パトリシアの名前を冠していて、 樹齢25年以上の南西向きの区画のソーヴィニョン・ブランを使用し長く熟成させたもの。黄金色に完熟パイナップルのアロマと全体に丸みを帯びた滑らかな酸 があり、非常にリッチな味わいの辛口白。
今回は、このリッチなソーヴィニョン・ブランのマドモワゼル・テに合わせるのは小石川にあるフランス料理店キュイジーヌ・トワリコさんの南谷シェフが作る「赤ピーマンのババロア 蟹とレモンのゼリー寄せ」と合わせます。
実は打ち合わせに行った日も恐ろしく暑い日で、なのに私は電車の駅を降り間違え、25分くらいかけて歩いてお店に向かいました(苦笑)
このワインを飲んで癒されたのはシェフでもマダムでもなく私…。
マリアージュ・テイスティングには「肉」好きな方が多いのは十分承知しているのですが、さすがに今回はどうしても気分的にも濃厚でリッチなんだけれど、キレに感じるミネラルに甲殻類に合わせてみたかったんです。
で、シェフに夏のスペシャリテで甲殻類使ったものありますか?と聞いてみたところ、それが―――!
「夏に赤ピーマンのババロア作るんですよ。」
あら?いい感じじゃない? ピーマンの甘さと完熟パイナップルみたいな果実味が合いそうね…と思っていたら、その上になんと出しを取ったカニとレモンでアクセント付けてジュレ載せましょうかとビンゴなアドヴァイスを頂き、これが層になって口の中で混ざるときにマドモワゼル・テの綺麗な柔らかな酸とうまく交差しちゃうでしょうともう頭からこのメニューで問題なし!とあっという間に決まってしまったんですよ。
更には見た目も夏にぴったりの涼しい感じ。
というわけで、明日はこの夏の疲れいやしにぜひマリアージュにいらしてくださいませ。
価格はいつも通り1杯(70ml)¥1,000(税抜)でご用意いたします。
たくさんご用意してますので、お気軽にご参加くださいね。
tana
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