先週末に関東一円ではお花見をされた方も多いかと思います。
来週まで開花が保つか心配されていますね。
この時期は狩猟も増えるかと思いますが、今度は良い意味で、花より団子ではなくてちょっと良いワインとゆっくり向き合ってみてはいかがでしょうか。
飲み頃を迎えるフランス、ボルドーの格付けワインです。
今度の週末はゆっくりとグラスを傾けてみてください!
シャトー・ランゴア・バルトン 2006
750ml ¥9,000(税抜き)
由緒正しきフランス、ボルドーのメドック地区の格付け第3級のワイン。
名高いサン・ジュリアン村に位置し、かつて一つだった同じく格付けシャトーであるレオヴィル・バルトンと同じバルトン家が1821年からシャトーを守っています。
最も古くから所有者の変わっていない格付けシャトーとしても有名です。
造り方も低温マセレーションなどは施さない至って古典的な造りの王道のスタイル。
しかしながらその味わいは非常に洗練されており、長期熟成も期待できる格付けシャトーの代表といえるもの。
早飲みの所謂、芯の緩い格付けシャトーが生まれる昨今ですが、頑なにそのスタイルと美意識、風格を常に纏っている魅力的な蔵元。
この2006年は10年を経て飲み頃の最初に時期が到来を迎えるのもの。
近年のランゴア・バルトンはその素性の良さを見事に表現している。
この年のボルドー最良の一本でありサンジュリアンの優雅さを最もよく表現しており、時間と共に濃密なブラックチェリーやカシスなど果実の滋味深い甘味と綺麗な酸と細かく溶け込んだタンニンとが一体となった正に古典的な正統派ボルドーの味わいをじっくり楽しめる。
(赤・辛口・フルボディ)
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