本格的な暑さ到来の前に、極上のフルボディの一本のご紹介です!
イタリアワインの王にして頂点、バローロの注目の蔵元ルイジ・ピラ。
彼らの10年熟成の逸品をゆっくり堪能してください!
バローロ 2006
〈ルイジ・ピラ〉
750ml ¥9,700(税抜き)
ジャンパオロとロモロの兄弟がピエモンテ州で造る赤ワイン。
このバローロは10年熟成の逸品。
厳選したネッビオーロを用い熟成した飲み頃の一本。
薔薇やブラックチェリー、ドライフラワー、タールと複雑な噎せ返る柔らかで極上の香りと豊かなタンニンの締まった酒躯が絡まる力強さと同時に非常にエレガントなバローロ。
(赤・辛口・フルボディ)
~造り手に関して~
父のルイジがワイナリーを設立したのは1950年と古いが、現在ほどの目覚ましい品質の向上が見られるようになったのは、息子のジャンパオロ(弟)とロモロ(兄)が全面的にワインの生産に携わってからである。
リオンダの畑は非常に古くから定評があり、1997年の初ヴィンテージは世界の注目を一身に集めた。
ピラの造るバローロはリリースされたばかりでも、ネッビオーロ特有の力強いタンニンがあるにもかかわらず、華麗で優しさに満ち溢れているので飲みやすい。
ただ革新的で飲みやすいバローロを造る為に新樽を使う生産者とは一線を画した造りであり、伝統的なバローロの良さを残しつつ、現代にも受け入れられるような、今あるべきバローロの姿であるといえよう。
栽培方法はロッタ・インテグラータ(農薬等の化学薬品の使用を出来るだけ控え、自然環境への負担を抑えた栽培法)。2011ヴィンテージよりからEUのビオ認証予定。完全に除草せず、ブドウの樹と樹の間には緑を残す。
仕立てはグイヨ。グリーン・ハーヴェストを行う。
バローロの醸造は、マセラシオンをステンレスタンクで7-10日間。熟成期間は24ヶ月で、250Lのオーク樽やフレンチオークのバリック、トノー樽をワインによって使い分ける。
その他のワインは、発酵は温度管理を行いながら約6-8日間。熟成はバリックとトノー樽、ステンレスを使い分け、8-12ヶ月を費やす。SO2も酸化を防ぐ最低限の量しか添加しない。
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