先日、sHwA Night 2010で知り合いになったシャンパーニュ委員会の方にご招待を頂いたので、シャンパーニュ委員会が主催するシャンパーニュセミナーに参加してきました。
場所は、高級フレンチレストランのトゥール・ダルジャン東京。講師は、2010年世界最優秀ソムリエコンクールのセミファイナリストであり、トゥール・ダルジャンのソムリエの森覚さんです。
場所が場所だけに、いつもより数倍容姿に気を遣い、(いつも気にしなさすぎで、ほんとよくないですよね)出かけました
「シャンパーニュの保存方法、冷却方法、開栓の仕方」
でした。
保存は、冷暗所で出来れば立てて保存が望ましいです。
この「出来れば立てて」はポイントです。
というのも、シャンパーニュ委員会の実験の報告によれば、同じ期間立てておいたボトルと寝かせておいたボトルを比べてみると、
立てておいたボトルの方が、コルクの縮みが少なく、泡とフレッシュさがキープできるという結果だったそうです酸化の割合がゆっくり進むというのです。
ただ、森ソムリエによれば、フランス人は基本的に立てておくことには否定的だそうです。
トゥール・ダルジャンのパリで働いていた時のソムリエの方の中には、立てておいてある店をみると、あそこはダメだと言い放つソムリエもあったそうです。
あと、レストランでシャンパーニュを立てて置いて保存しておくことは、場所も取りますので、現実的に不可能ということもあります。
ワイン・スタイルズだって、ご存知の通り、山のように在庫があるので、棚に寝かして積み上げていますね。
なので、飲みたいときの気分によって買い求めるボトルを選んでみていかがでしょうか?
1.Taittinger Brut Reserve NV
2.Canard-Duchene Brut
3.Canard-Duchene Cuvee Leonie
4.C.H.Mumm Rose
5.Bruno Paillard Brut Rose Premiere Cuvee
2.3はまったく同じセパージュ、ピノ・ノワール45%、ピノ・ムニエ35%、シャルドネ20%なんですが、熟成期間が違うのです。
2は30カ月、3は36カ月なんです。
でも、外観の色合いも違うし、香り、味わいも全く違うものになっていました。
2の方が色合いもイエローが強く、非常にボディーがあり、3は、淡いイエローで、グレープフルーツやジンジャーブレッドのようなアロマが感じられ、酸もしっかりとしていて、後には、グレープフルーツの皮をかじった時のようなタンニンを感じさせました。
全部ブラインドで試飲したので、とても同じ蔵元のものとは思いもしませんでした。
最後に今日のシャンパーニュにあう1品が運ばれてきました。
カキのムースにオマールエビのジュレ、ホタテとトリュフのミルフィーユとキャビア添え
でした。
うーん、かなり贅沢です
どのシャンパーニュに一番合うかなぁと1口食べては、1口シャンパーニュをすすってとしたところ、3のシャンパーニュとの相性が一番良かったように思いました
それにしても、最近仕事では、ブラインドテイスティングなるものは一切せず、銘柄ありきで試飲していましたが、こういうブラインドもたまには行って自分の味覚をきたえなくてはととても勉強になった1日でした。
tana
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