果たしてどんな味わいなのか…。

果たしてどんな味わいなのか…。

Wine Stylesのブログ
先日、ロンドンの古酒商のアンティーク・ワイン・カンパニーから、ワインの個人収集家でパリのレストラン「ラ・トゥール・ダルジャン」で主任ソムリエを務めたことのあるクリスチャン・バンネク氏が史上最高額の白ワイン白ワインを購入したそうです。

一本いくらかというと…。

7万5,000£(約954万円)!!という歴史的な価格だそうです。

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しかも銘柄は『シャトー・ディケム 1811』

この年は3,000本ほど生産され、現在残っているものは10本無いといわれています。

私物の1994年と色の違いを見てください!!

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言わずと知れた世界最高の貴腐ワインであるイケムはボルドー地方でも最も古いシャトーの一つで面積は100h程。

セミヨン80%、ソーヴィニョン・ブラン20%のブレンドが多く、粒単位で丹念に手作業で選別され新樽で3年熟成された後瓶詰め。

品質保持は厳密に行われ、ブドウの樹齢を高く保つことや生産を制限する為の手入れ、ここの畑から注意深く選ばれた接木を使っての品種改良、房の中から完熟した貴腐果粒だけを摘むという特殊な摘果方法、補糖拒否、全て新樽使用、不作の時は生産されないといった徹底的な品質管理をすることが世界最高の評価を守り続ける所以であります。

葡萄樹一本からグラス一杯しか産み出せないといった超希少品なんです。

更に1855年パリの万国博覧会の際もジロンド県産白ワイン部門の格付けで、これを凌ぐものはない最高級品と

いうことで唯一「特別1級」に指定されたのもイケム。

信じられないほど長熟で良作には100年を超える熟成能力を有するモノも沢山あります。

そういったのも少し舐めた事もありますが、200年物ともなると全く味の想像が付きません

因みに1811年は大彗星流星のヴィンテージとして知られます。

トルストイの『戦争と平和』本にも登場しましたね。

フロジェルグ彗星が地球付近を通過したことから、この年に瓶詰めされたワインは「彗星ヴィンテージ」と呼ばれていまして、ローマ時代より良いワインができるとされていましたが、1811年は世紀の当たり年とされています。

こんな悠久の時を飲む感覚を一生に一度味わってみたいものですね。

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