「ベーリーA」も世界へ!

「ベーリーA」も世界へ!

Wine Stylesのブログ
日本固有の赤ワイン用の葡萄品種「マスカット・ベーリーA」ブドウが、国際ブドウ・ワイン機構(OIV、本部・パリ)から品種登録が認められ、ワインのラベルに固有種名を掲げ欧州に輸出・販売できるようになった。

これはいち早く2010年3月に登録された白ワイン用の「甲州」ぶどうに続き2品種目。

ようやく日本固有種の赤ワインも、世界のテーブルに上る条件が整った。

山梨県内の代表的な品種で、同県ワイン酒造組合が登録申請していた。

マスカット・ベーリーAは1927年、新潟県で米国種「ベーリー」と欧州種「マスカット・ハンブルグ」を掛け合わせて作られた品種。

山梨県内のワイナリーでは年約75万本が生産される。イチゴのような香りと、渋み成分タンニンがまろやかなのが特徴という。

ワイン・スタイルズワインでもベーリーAは人気品種赤ワイン

素晴らしい山梨のものに加えて異彩を放つ栃木県の渡邊葡萄園醸造(NASU WINE)の一本。

これは日本ではお土産用の甘口か、ピノのような柔らかいニュアンスのものが多い中、ボルドースタイル。

ボルドーの名だたる銘醸ワインの醸造を手掛けた渡邊さんならではの味わいです。

まだ試されたことのない方は是非お試しください!

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マスカット・ベーリーA 2011

〈渡邊葡萄園醸造〉

¥2,325(税込・750ml)

新樽で6ヶ月熟成させたものでラズベリーやザクロ、百合の花のエレガントで華やかな芳香。

綺麗な酸とミネラルに溶けたタンニンも素晴らしい日本トップレベルの驚愕のベリーAです!!

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~造り手について~

【渡邊葡萄園醸造(WATANABE VINEYARD)】

渡邊葡萄園醸造は、1882年(明治15年)の設立当初より日本原産の葡萄品種である「ナイアガラ」や「マスカット・ベリーA」などのワインを醸造している。

現在は4代目の渡邊嘉也氏によってNASU WINEブランドは更に高いステージへワイナリーを昇華させるべく切磋琢磨しています。

渡邊氏は26歳でボルドー大学へ留学し、その後は幾つかのシャトーで経験を重ね、1997年には格付け2級のピション・コンテス・ド・ラランドの醸造家となります。

ラランド傘下のシャトー・ベルナドットの立ち上げにも参画し更に2000年には、あのジャン=リュック・テュヌヴァンのもと、ミシェル・ローランと共にヴァランドローの醸造を支えます。

そして満を持して帰国。

2002年から栃木県で新たにカベルネ・ソーヴィニョン、メルロといったボルドー品種の栽培も始め、出来あがった驚くべき高品質なワインで日本ワインに新風を吹き込んでいます。

御存知の通りピション・ラランドはメルロの比率が割と多いシャトーとして知られ、ヴァランドローは言わずもがなメルロの頂点ともいえるもの。

そこでしっかりと醸造を任されていた渡邊さんの造り出すメルロの味わいはもう正にボルドートップシャトーの実力!

年々、葡萄の樹齢も歳を重ね根も深く複雑で凝縮感のある葡萄が出来上がってきています。

日本を代表する真の醸造家渡邊さんの素晴らしいワインをご賞味ください!


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