ワイン業界も大変です…

ワイン業界も大変です…

あまり良くないニュースがいくつかあるようです。

イタリア人親子の2人が中心となっていた、イタリア、ドイツ、オランダ、イギリス、キプロスなどを拠点にして偽ワイン製造を行なっていた組織の面々が拘束されたニュースがフランス当局から発表された。

Wine Stylesのブログ
調査の結果、すでに市場に約400本のロマネ・コンティ赤ワインが出回ってしまい、総額200万ユーロ相当で取り引きされていたことも明らかとになった。



そもそもは2012年にドメーヌ・ロマネ・コンティ赤ワインから偽のワインが出回っているとフランス当局に捜査を要請し、69本の偽DRCを押収すると、そこから偽ワイン製造に利用されていた資材や複数の拠点も判明し、組織の大半の面々の同時逮捕のこぎつけた。

年間約6千本程度しか市場に出回らないロマネ・コンティ赤ワインがなぜ短期間で400本も売買することができたのかが大きな謎があったが、偽ワイン製造の組織の中心であった親子はワイン産業で働く経歴の持ち主であったことが大きな要因であったことも明らかになった。

現在、偽ワイン組織に捜査は続いており、他の裏ワイン組織とのつながりはないのか調べている。

400本のうち数多くが海を渡ってアジアまたは中国中国あたりに行ってしまったという憶測が流れているようです・・・

ボルドー、貴腐ワイン白ワインで有名なソーテルヌの生産者が夜間に約1割の未収穫の葡萄を何者かに盗られたと被害が訴えられた。

Barsac村のChateau Suauが所有する畑から13列分の葡萄ぶどうが綺麗に跡形もなく奪われていることに気づき、警察に届出を出した。

あまりにも丁寧に処理されていたことから、同業者の犯行と簡単に推測することができたが、実際に犯人を探すのは期待していないともChateau Suauの関係者は話している。

Chateau Suauはソーテルヌのセカンド・クリュ・クラスの認定を受けており、年間2万本の生産量を誇っている。

今年は天候の影響ですでに約2割の収穫量が落ち込み、不作で失った量と含め盗難被害分も保険会社からの救いの手が出るのを大いに期待してる。

それにしても同業者の仕業であることが凄く残念な話ですね、綺麗に盗られているのも舐められているようで怒りを感じます。

ブルゴーニュ赤ワインのドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィスの4代目総責任者およびワインメーカーのパトリック・ビーズ氏が車を運転中に心臓発作がおき、交通事故に巻き込まれ、意識不明の状態のまま10月20日に他界したとの悲しいニュースも。享年61歳。

ビーズ氏は日本を営業で訪れていた際に今の奥さんに出会い、日本ともゆかりが深いブルゴーニュ生産者の一人。

偉大な生産者を偲んで彼のワインで献杯します。

心からご冥福をお祈りいたします。

これから冬に向けてヌーヴォー赤ワインやクリスマスクリスマスツリー、年末年始竹。。とワイン業界も活気を帯びてきます。

私たちもいろいろ乗り越えて進んでいかねばなりません。

ワイン・スタイルズ赤ワインも皆様の食卓を彩る素敵なワインを変わらずご提案出来るよう頑張ります。

今度は良いニュースをたくさんご紹介して行きたいと思います!!

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