先日、1つのお料理に日本酒とワインを両方合わせちゃおう!というなんとも画期的なそして泥酔必須な会が催されました。
場所は、いつもワイン・スタイルズの直輸入ワインがお世話になっている大森の仲志満さん。
今回は、仲志満さんが日本酒を仕入れている坂戸屋さんと一緒にタッグを組んで、会を行いました。
実はこの画期的な会、坂戸屋さんの武笠さんと飲んでいるときに出てきた思いつきの企画だったんです。
まさか実現するとは夢にも思っていませんでした!!!
で、この会は、1週間前にお料理のメニューをいただいて、坂戸屋の武笠さんが1品1品に合う日本酒を考え、tanaはワインを選ばせていただきました。
お互いにどんな日本酒やワインが選ばれているのかは当日出るまで知りません・・・
日本酒&ワイン両方大好きというお客様が集まって、さて開始です!
日本酒 王禄 出雲麹屋濁り酒 冷で
ワイン ヴーヴレイ・ブリュット・メソード・トラディショネル 2010 ドメーヌ・ド・ラ・マビリエール
日本酒のことはさっぱりなので、味わいのことだけ触れさせていただきますね。
この日本酒、スパークリングワインのようにぴちぴちして甘みがあり、あとは冷だったのでさっぱりとした感じでした。まずはの1杯には向いていましたね。
ワインも選んだ理由としては、まぁスタートというのもあるので、スパークリングがいいかなというのと、車海老やホタテの甘みがあるというのと、出汁のゼリーに樽熟成させたこのマビリエールさんのシュナン・ブランのうまみが合うかなと思い選びました。
いうまでもなく、日本酒もワインも悪くなかったですね。皆さんもこんな感じに会が進んでいくんだと思いながらの夏らしい先付でスタートしました。
椀物 南禅寺しんじょ椀
日本酒 長珍 純米吟醸ブルーラベル 2012 冷
ワイン グロヴナー 2010 リッジヴュー・ワイン・エステイト
南禅寺というのはお豆腐のことです。中に白身魚のすり身と合わせてしんじょになっておりましたが、全体にさっぱりとした椀でした。
日本酒は、引き続き冷でそれも12℃にして供されました。この日本酒は透き通るほどクリーンでフレッシュな印象でした。あっさりとしたお出汁に合いました。
ワインは、引き続き、スパークリングを出しました。しかし、選んだのはイングリッシュ・スパークリングでシャルドネ100%で22か月熟成したリッジヴューのフラッグシップキュヴェのグロヴナー。
お豆腐がそれほど甘みが強くなかったので、2010のシャルドネの果実味のボリュームとうまく溶け合いました。
エリザベス女王の80歳の誕生日でも供されたこのグロヴナーでロイヤルベイビーの誕生を祝いながら、皆さんには楽しんでいただきました!
日本酒 綿屋 純米吟醸佐藤農場山田錦 2011
ワイン サンセール ル・シェーヌ・マルシャン 2007
本当はメニューをいただいたとき金目鯛だったのですが、当日の築地の都合でのどくろに変更です。
私実はちょっとホッとしました。
正直この3つを1つのワインに合わせることを考えるのが一番難しかったのですが、そこは仲志満さん!私にもきちんとハンデを下さり、鯵はたたきでした~
紫蘇やみょうがが刻んで入っているので、サンセールとの相性がぐんとよくなりました!
日本酒は言うまでもなく、メロンのようなアロマにかなりのコクとボリュームがあり、ばっちり綺麗に脂がのるお造りたちを支えていました。
サンセールがここまで健闘したのも称えたいくらいでしたね~
続く…
tana
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