ジル・ジュルダンさんにお会いした翌日は、32歳の若き醸造家エルヴェ・ミュラさんとお会いしました
エルヴェさんとはニュイ・サン・ジョルジュの駅で待ち合わせて、まずは畑を見に行こうというので、畑に向かいました。
車で10分ほど行き、随分と上まで登ったところに畑はあり、急斜面を向いていました。
こちらは、お父さんから譲り受けた
Haute-Cotes de Nuits Les Herbuesの畑です。
お父さんが20歳の時に植えたというので、樹齢は40年~50年。
1樹あたり何房の葡萄をつけておくのか尋ねたところ、
「葡萄の質を保つには、6~7房かな。」
とのお話でした。
この畑は結構小石が多く、土は少なめだったので、歩きづらかったです。
写真では雑草などがたくさん生えているので、分かりづらいかもしれませんね。
2005年からドメーヌを自ら始めて、今はとにかくいろんなことを試してみたいんだけど、1人では時間もお金もないんだとお話していました。
[除草剤などの薬品は結構高いんだよね。だからそういうものを使わなければ、コストも削減できるし、ワインもナチュラルにできる。
一石二鳥だよね~」と嬉しそうに話していました。
ちなみに左は、2009年からClos Ducのキュヴェとなる南西向きのCoteの畑です。
話しながらも葡萄の樹が気になり、不必要な葉を取り除くエルヴェさんです。
そして、2009年からはもう1つオート・コート・ド・ニュイが増えます。
(全部で3種類になります!)
それは、0.5haの区画からファーストプレスだけを使用し、大樽(フードル)で熟成させているCuvee Mariusです。
右の写真、正面奥でマロラクティック発酵をしているのが、Cuvee Mariusです。
マリウスとは、2007年12月11日に誕生したエルヴェさんの息子の名前です。写真を見せてもらいましたが、とてもかわいい男の子でした
エルヴェさんが夢中なのも分かります。
たった1樽しか仕込んでいないので、800本しかできません。
これは是非ともワイン・スタイルズでも扱いたいですね!
ミュラさんのオート・コート・ド・ニュイの畑は、2種類のタイプの木がありますが、若いと左の写真のようにプティ・ポワ(全体の粒が小さい)なのが多いから、樹齢40年と50年はブレンドしてしまうとのことでした。
まだ葡萄が小さかったので、プティ・ポワといわれても、残念ながら見た目ではあまり区別がつかなかったです。
ジルさんのようなミ・グランデは分かりやすいんですが。
そろそろカーヴに戻って試飲しましょうかという話になったので、最初のレ・ゼルヴュの畑まで歩いて戻りました。
車で随分坂道を上ってきたのですが、こうやってみると思ったより斜面がきついことが分かりますね。
日当たりがとても良く、手入れが行きとどいた綺麗な畑でした。
日差しが強いから、毎日日焼け止めを何回もぬって畑に立つんだというエルヴェさんのいっている意味がよくわかります。
私も前日サイクリングで痛い目にあいましたから・・・
to be continued・・・
tana
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