クロシェさんとサヨナラしてからその晩は素敵なB&Bに泊まったんですが、その話は番外編にするとして、先を急ぎます!
翌日は、ワイナリーを訪問後にパリでユーロスターに乗り、イングランドに行かなくてはならないハードスケジュールでした。
と
いうわけで、まずは、朝一でさわやかにお伺いしたのが、ドメーヌ・ジャック・ルーゼさん。
前回訪問した時は、マダムのシルヴィーさんとだけお会いし、お話を伺い、テイスティングしたのですが、今回はルーゼさんのテイスティングルームに入ると、素敵な好青年がいるではないですか~
そちらに目を取られていると、シルヴィーさんが、息子のコムさんだと紹介してくださいました。
25歳の若き醸造家、コムさんは、ボーヌの農業学校を出て、モンペリエ、ランス、トゥルーズ、ボルドーで修業し、2008年ヴィンテージからは、お父さんのジャックさんと共同経営となり、ドメーヌを支えることになったとのこと。
また、お姉さんのアデルさんも実は畑を持っていて、ドメーヌを興しているのですが、現在小さなお子さんがいるため、ワイン造りに専念できないので、その3haの畑もコムさんが見ているとのこと。
なので、畑での仕事が精一杯なんだと熱く話しているのが、上の写真です。
何だか頼もしいですね。これからのヴィンテージが楽しみになったところで、テイスティングですよ~
ワイン・スタイルズでも扱っているヴィーニュ・ダンタンですが、2009年を試飲しました。
フィロキセラの後の1928年に植樹した樹齢80~90年の葡萄の樹を使用しています。
2009年は雹が降ったため、畑の20%を失ったとのこと。また、発酵後もなかなかアロマが出てこず、大変だったそうです。
とはいうものの、グレープフルーツのコンポート、ハーブのアロマが感じられ、ミネラルがピーンと張ったようにきれいに伸びていきます。
そして、毎年家族の名前を付けているこちらのトップキュヴェ、コレクションは、2008年はコムさんの姉アデルさんがAugustinくんを出産したということで、L’Augusteとなりました。
このキュヴェは、ファースト・プレスだけを使用し、9か月澱とともに熟成させるので、うまみがギュッと凝縮されています。
また、2008年はロワール上流は優良年だったので、かなり濃厚な果実味が楽しめました。
コムさんの話によれば、2008年のようなスタイルが彼の目指すワインらしいです。
何となく、わかるような気がしました。
その後は、カーヴを見に行きました。
ルーゼさんのワインには、クリーンで透明感が感じられるのが手にとってわかるかのようなとっても清潔感満載のカーヴでした。
外から入ってきた私は、靴についていた土で床を汚してしまってはいけないなぁと注意深く歩いて見せていただきました。
そして、コムさんが、前に来た時にはなかった地下への階段へ連れて行ってくれました。
「ここはまだ、制作中なんだけど、ここができたらもっといい状態で本数もたくさん保存できるよね。」
と嬉しそうに話していました。
今年の訪問時にはどうなっているのか楽しみです
そして、この後は、畑を見に行くことになりました。
つづく・・・
tana
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