【12月28日のお知らせ】イギリスでキーヴィングといえばピルトン・サイダー！

本日も通常営業しておりますので、ご利用くださいませ。
さて、年末ですが、できる限り新入荷商品をご紹介していきたいと思います…。
今日は久しぶりに原点イギリスのサマセットのサイダーを。
その前にキーヴィングについて簡単に説明します。
一般的に、フランス（ノルマンディー）で行われ、果汁に塩化カルシウムを加えて、酵母の働きを抑制させます。その際にできる表面の茶色のゲルを取り除いた果汁を移し替えて、ゆっくりと発酵させ、柔らかい泡を生み出します。造られるシードルは程よい甘さを残した果実味と果皮の渋さを感じさせるものが多く、アルコール度数は2.5～5％と低くなります。
これをイギリスで実践しているのが、今日ご紹介のピルトン・サイダーです。
ピルトン・サイダーは、麦酒にも精通しているマーティン・バークリー氏がサマセット中心部シェプトン・マレットにて2014年創業。特にキーヴィング製法に特化しているまさに芸術家のような生産者です。

（写真左から）
＜ピルトン・サイダー＞トゥー・リヴァーズ・サイダー　330ml　¥990（税込み）
町に流れる2つシェピー川とブルー川に挟まれた果樹園のジョナゴールドを主体にビタースイートなリンゴをブレンド。
（発泡・中口）
＜ピルトン・サイダー＞ピルトン・サイダー　330ml　¥990（税込み）
ビタースイートなリンゴを数種類使用し、野生酵母にて醸され非常に軽やかでリフレッシュ感満載で食前酒向き。
（発泡・中口）
＜ピルトン・サイダー＞タマシャンタ・サイダー　330ml　¥990（税込み）
キーヴィングと発酵をタンクで行い、バーンズ・ナイトの頃にウィスキー樽に移し、熟成。スモーキーなバニラのアロマとタンニンが心地よく甘みを感じさせます。
（発泡・中口）
＜ピルトン・サイダー＞テン・サイダー　330ml　¥990（税込み）
サイダー造り開始10年を記念し造られ、19年のキーヴドしたビタースイートなサイダーに2018年のジョナゴールドをブレンドして、樽熟成。非常にフルボディ。
（発泡・辛口）

初心者向けはトゥー・リヴァーズかと思います。サマセットらしい強さとマニアックさを持ったプレミアムなテンはぜひ上級編でお楽しみくださいね。
tana