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さて、先週飲食店さん向けにリトル・ポモーナのキーケグをご紹介しましたが、今日は新着のボトル2種類をご紹介します!
<リトル・ポモーナについて>
ワインジャーナリストや雑誌編集、品評会審査員でも有名なスザンナ・フォーブス女史と飲料業界にいた夫のジェームス・フォーブス氏が20年以上の業界にいた経験を生かして、何か新しいものを造ろうとリサーチして、2014年イギリス、ヘレフォード州の北マルバーン・ヒルのふもとにあるソーンベリーに2haのリンゴ畑を譲り受け、ナノ・サイダリーともいうべき、極小サイダーファームを設立。2015年にファーストヴィンテージをリリースし、サイダー業界の注目を一気に集めている。
リトル・ポモーナの名前はローマ神話の果実の女神、「ポモーナ」から名付けていて、自分たちの小さなリンゴ畑をポモーナのように守りたいという意味が込められており、サイダリーのロゴにも描かれています。2019年にはヘレフォードタイムス紙主催の最優秀生産者にも選ばれました。
2020年テイスティングルームを備えた新しいカーヴも設立。ガズボーン・ワイナリーにて醸造も行っているローレンス・コッキング氏がサイダー醸造家として、生産アシスタントにウィル・レスチェーンスキー氏が加わり、醸造技術と生産量も安定。また、少量ですがホップやワインの生産も開始し、サイダー造りに新たな風を吹き込もうとしています。今後はポモー、ヴェルモット、アマーロとヴィネガーも生産していく予定。
(写真左より)
<リトル・ポモーナ>スパークリング・サイダー・コニャック・カスク 2021 750ml ¥4,400(税込み)
2021年のウィスキーカスクサイダーの好評をうけて、別の樽で熟成したものをリリースする考えの元造られたのが、このコニャックカスク熟成。ワインでいうとカベルネ・ソーヴィニョンのような強さを持ち合わせるダビネットを用いて、タンクにて発酵後、半分をコニャックカスクにて6か月熟成後ブレンドし、瓶内二次熟成12か月。熟したピーチのようなジューシーな果実味にスパイスのニュアンスが混ざり合い、しっかりとしたタンニンが全体を支え飲みごたえあり。
(発泡・辛口)
<リトル・ポモーナ>スパークリング・ペリー 2022 750ml ¥4,400(税込み)
コニャックカスクで造られたサイダーと同じコンセプトのペリー。とても暑かった2022年の夏の完熟したソーンをはじめとした8種類のペリー用洋梨を用いて、タンクにて発酵して熟成させたのち、瓶内2次発酵にて12か月熟成。残糖も高かったため、アルコール度数がペリーにしては高めになっている。ピーチジャムのような優しい果実味にトースティーなニュアンスが混ざり合い、ペリーというより高品質な白ワインを思わせる辛口スパークリング・ペリー。
(発泡・辛口)
久々のペリー登場です!この2つも日本向けに限定で作成いただいたアイテムなので、どうぞお楽しみに!
tana
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