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このところ、だいぶ寒い日が続いておりますが皆様元気にワイン飲んでますかー?
因みに私は毎日、サッカーを見ながら深酒です。
ちょっと話題がそっちにずれますが、夕べは日本代表のヤングサムライ達のイエメン戦がテレビ放映が無く悔しい思いしました(`ε´)
しかし報復テロの脅威の元で精神的にも過大なプレッシャーの中、逆転勝利を飾った彼らに乾杯したいと思います
さて、本日のワイン。
Chambolle-Musigny
1er Cru Les Sentiers
Vieilles vignes 1999
<Domaine Herve Sigaut>
エルヴェ・シゴーのシャンボールのサンティエ99年。
シゴーのシャンボールは個人的に外した記憶は無く、非常に好きな生産者です。
今回は優良年99年のバック・ヴィンテージを取ってあったので試してみました。
サンティエの区画はモレ・サン・ドニ村側に位置しグランクリュであるボンヌ・マールの東側の優良区画。
色調は御覧の通り熟成を示す煉瓦色が出てきています。
エッジの透明の部分も少しづつ大きくなり10年の時間を感じさせます。
未だ赤系果実味も健在でフランボワーズやラズベリーの甘いニュアンスとスミレの花の香が鼻孔を擽り、直ぐに穏やかなスパイス香と共に枯葉や土が混ざった艶やかで蠱惑的(要はエロい)な面持ちを見せ始めます。
全く抵抗感の無い飲み口は正に熟成ワインの醍醐味ですべての要素と旨味が渾然一体となった味わいはもう右脳を刺激しまくりです。
舌先から喉元までの味蕾が目を覚ます位の味わいは、透き通る酸とミネラルの中にじわじわと出汁の旨みの効いたスケールの大きなワイン
酸味と渋味、甘味とアルコール感のバランスの良さ、溶け込み方は秀逸で溜息が出る程うっとりとします。
サンティエの性格がややモレ・サン・ドニ寄りなのも含めて丁度今からが真の飲み頃に差し掛かって行くと思います。
繊細でエレガント、果実の華やかさもあるワインでシャンボールを見事体現している素晴らしい一本でした。
只、個人的に年末年始だけでは無くもう少し頻繁にこのクラスのワインを飲みたい(゚ロ゚;)!と切に願うところです。
Oga
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