今月も明日と明後日に迫った毎月恒例イベント、マリアージュ・テイスティングのお知らせです。
6月のカンシー・トラディションの飲み比べの人気を受け、今回もまたまた飲み比べマリアージュで開催します!
ワインはご案内していた通り、こちら。
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ヴァルレア・サン・シュルフィット 2013&2014
フランス、ローヌ地方の蔵元ドメーヌ・モンマルテルの当主ダミアン・マレが2006年に取得したドメーヌ・グランド・ベレーヌの所有する、ヴァルレア村の区画から造るヴィラージュの赤ワイン。
若き醸造家、ダミアンの新しい試みで造られ始めたこのキュヴェは、ビオロジック栽培の2013年はシラー100%、2014年はシラー90%、グルナッシュ10%を用いて、酸化防止剤を添加せずに造られたスペシャル・キュヴェ。
ブラック・カラントやカシス、黒オリーヴのようなフレッシュなアロマに豊富なタンニンとスパイスが感じられるが、アフターは柔らかく、予想以上に親しみやすいスタイルの赤ワイン。
今回ご協力いただいたのは、銀座にある日本料理店、喰い切りひら山さんの板長平山さんの力作、「鴨筋の煮込み 牛蒡チップ添え」です。
カンシーの時も馬肉を使って何とかしてほしいと仲志満さんにお願いしたのですが、仲志満さんと親しくされている平山さんにも超難題を吹っかけてしまいました…。
打ち合わせにこのワインを飲みながらお話ししたのですが、平山さんが唸る唸る…(苦笑)
平山さんが作られる繊細な日本料理と正反対のフレッシュなシラーがフルパワーでかぶさってきます。
秋らしい食材とかそんなのも関係ないような気がするなぁとかいいながら、できればお肉がいいなぁとまた畳み掛け、
更に平山さんが苦笑い。
そこで、ワインのニュアンスを伝え、牛蒡のような根菜類に合わせてもらえるとこのシラーのタンニンと合うんじゃないかなぁと1言お伝えしたら、また平山さんが牛蒡ねぇ…と。
こんな会話を繰り返し、すり流しとか茶巾とかいろいろと話ふくらむのと同時にワインのニュアンスもまた変化。
そうすると温かい料理の方がぶれがなさそうだねぇと話になり、鴨の筋肉と根菜を煮込んで、凝縮感ある果実味を包み込んで、ゴボウチップを添えるとアフターにくるタンニンに合わせるにはいいんじゃないかと話はまとまりました!
やはり素晴らしい料理人の方のご協力なくして、マリアージュ・テイスティングは成り立ちません!
というわけで、今回は2杯セット(各50ml)¥1,200(税抜)にて飲み比べて頂くことにさせて頂きます。
たくさんご用意しますので、ぜひお気軽にご参加くださいね!
お待ちしております。
tana
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