ご紹介しております、イギリス、オックスフォードシャー州のブライトウェル・ヴィンヤードの新入荷のアイテムですが、ピノ・ノワールに続き、素晴らしいシャルドネも入荷しております!
こちらもブルゴーニュ地方の銘酒と比較しても遜色ない素晴らしいレベルのものが英国でも生産できることを物語っています。
このキュヴェは、アンオークド、つまり樽熟成を行っていないタイプ。
ブルゴーニュで言うと冷涼なワインとして共通なシャブリをイメージされるかと思いますが、とてもスタンダードレベルのシャブリとは比較にはなりません。
このシャルドネはミネラル感はさる事ながらリッチな果実味のふくよかさも感じられるボリュームも伴う味わい。
シャブリの一級品とコート・ドールの銘酒のスタイルの中間のような印象でエレガントさとリッチさが共有しています。
是非、希少なこのシャルドネもお試しくださいね!
シャルドネ・アンオークド・ドライ 2014
〈ブライトウェル・ヴィンヤード〉
750ml ¥4,000(税抜き)
イギリス、オックスフォードシャー州でブライトウェル・ヴィンヤードが造る白ワインでテムズ・ヴァレーのシャルドネを用いたエレガントな一本。
この白ワインはテムズ・ヴァレーのシャルドネを100%用い樽を用いずに仕込まれた辛口。
柑橘系から始まり時間と共にカリンや杏、蜜っぽさも現れるミネラルと酸もバランスよくエレガントで上質な味わい。
(白・辛口)
~蔵元に関して~
【BRIGHTWELL VINEYARD】
イギリスでは、古くからワイン造りが行われており、多くはとても小規模ですが、約400ものワイナリーが存在します。
近年、シャンパーニュ製法で造ったスパークリング・ワインが国際大会で金賞を受賞したのを皮切りに国際舞台で脚光を浴びるに至りました。
また、最近の地球温暖化の影響も受け、より一層ワイン栽培に適した土壌へと変化を遂げています。
20年程前、オックスフォードシャー州で葡萄を栽培し,販売するという協同組合のようなものを作るプロジェクトがあり、このブライトウェル・ヴィンヤードもその一部を担っていました。
しかし、生産性はよくなく、ワイナリーの所有者がワイナリーを売却しようとし買い手を求めていたところ、当時エア・フォースのパイロットだったニュージーランド人のボブ・ニールセン氏が、仕事でイングランドに来ていたところ、この話が彼の元に届き、非常に興味があったため、1999年にワイナリーを買い取りました。
ニールセン氏は自国でもワイン造りの経験がなかったため、本を読むなどし、独学にてワイン造りを学びました。
生産性を高めるために2000年には葡萄を植え替え、徐々に畑を拡張し、現在は18エーカー(6.5ha)を所有し、オックスフォードシャー州では1番大きなワイナリーへと成長し、毎年畑を拡張し続けて新しいことに挑戦し続けています。
ブライトウェルというのは「良質な新鮮水」という意味で、テムズ川上流の支流にワイナリーは囲まれています。
現在、白葡萄は、ライヘンシュタイナー、バッカス、フクセルレーヴェ、シャルドネ、リースリングを栽培。
黒葡萄は、ドルンフェルダー、ピノ・ノワールを栽培。 白ワイン4種類、ロゼ1種類、赤1種類、スパークリング2種類を造っており、3年後には10種類に増える予定。
今後はピノ・ノワールを使った赤ワインに力を注いでいきたいとのこと。
土壌は白亜粘土質土壌で、近年ワイン造りで注目を浴びているケント州の海岸線よりも夏は2~3度暑く、冬も同様に寒く乾燥しているため、ワイン造りには最適な気候だとニールセン氏は考えています。
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