ボルドーのカベルネ・ソーヴィニョンだと熟成させないと辛いものが多く、又価格も桁が違ってきます。
世界中で人気のカベルネですが、ある程度のクオリティのもので早飲みできるものは少ないのが現状の中、コスパの良い素晴らしいカベルネがオーストラリアから入荷しました!
ヴィクトリア州のベンディゴで造られるバランスの良いリッチな一本です。
黄色いラベルは少ないので覚えておいてくださいね!
ベンディゴ・カベルネ・ソーヴィニョン 2013
〈ハンギング・ロック〉
750ml ¥2,600(税抜き)
オーストラリアのヴィクトリア州で造る赤ワイン。
ベンディゴエリアの畑の厳選カベルネ・ソーヴィニョンを使用。
2013年は別途温暖で乾燥したシーズン。
収量は平均して低いものの葡萄の品質は非常に優れていて通年より良い結果となり余韻は非常に長く良い酸が骨格となり筋の通ったタンニンが全体を完璧にまとめ上げています。
ミントやカシスの芳香、アニスシードのニュアンス、ブラッド・プラムやブラックベリーのアロマも顕著な綺麗な酸のエレガントさもあるリッチな一本。
赤身の肉、鹿や軽めのラムや冷静の牛肉サラダと一緒に。
(赤・辛口・フルボディ)
~蔵元に関して~
ハンギング・ロック・ワイナリーは、ヴィクトリア州の大変冷涼な気候のマセドン地区(Jim Jim)ジムジム と呼ばれるなだらかな丘にあります。
メルボルン から北西へ車で約1時間ほど、州のちょうど中央に位置します。
世界的にも知られている70年代の映画 “ピクニック・アット・ハンギング・ロック”の舞台になった岩山ハンギング・ロックから近いこともあり ワイナリーの名前の由来となっています。
オーナーであり最高醸造責任者のジョン・エリス氏は、 今ではビックブランドに成長したローズマウントの初代ワインメーカーとして活躍した人物で、 彼を支える妻のアン・エリス氏はハンターヴァレーの老舗ティレルズ家の出身。
そんな二人の夢は、オーストラリア最高のスパークリングワインを作ることでした。
フランス、シャンパーニュ地域にも似たマセドンの気候は オーストラリアで最も寒い地域の一つと言われるほどで、 彼らの造るスパークリングワイン「マセドン」はあの有名なボランジェやクルュッグのスタイルで仕込まれ、 大変長い熟成期間を経てしか出荷されない本物のプレミアムワイです。
1992年の発売以来、数々の賞を獲得し、賞賛の声が多く寄せられ、 ついに1995年にはベスト・オーストラリア・スパークリングを獲得。
オーストラリアの有名なワインライター、ジェームス・ハリディ氏は マセドン・キュべ・テンを『本当に完璧だ、私は今までこれほど素晴らしいオーストラリアのスパークリングワインに出会った事がない!』と語っています。
ここに至るまでにもエリス夫妻はジムジム・ソーヴィニョン・ブラン、ヒースコート・シラーズを含む数々のプレミアムワインを造ってきました。
ジムジム・ソーヴィニョン・ブランも同じように数々の賞を受賞し、 ロンドンでは【世界のベスト・ソーヴィニョン・ブラン】に選ばれました。
ヒースコート・シラーズは48個のゴールドメダル、3つのトロフィーを12年間で獲得しています。
また、ロックシリーズは品種の特徴がはっきりと出たストレートなおいしさが人気のレーベルで、 品種によりラベルのカラーを変えるなどスタイリッシュな今風のスタイルのワインです。
現在は長男のRobert Ellis(ロバート・エリス)がワインメーカーとしての才能を開花させようとしており、長女のRuth Ellis(ルース・エリス)がマーケティングとしてワイナリーの窓口となっています。
オーストラリアのワイナリーには「ワイン・ドッグ」と呼ばれるほど家族として生活を供に過ごす犬がいます。
ここハンギングロックにも「ルーシー」という名の彼女はセラードアで毎日来客する人たちを出迎える役目をしており看板犬です!
そのルーシーが「ワイナリー・ドッグ」という豪州のワイナリーで飼われている犬を集めた写真集に掲載されたのはもちろんですが、60セントの切手にもなりました。
ハンギングロックの葡萄はヴィクトリア州の自社畑以外に州内の広範囲に契約畑があります。
そして、それぞれの品種に適した最良の葡萄をそれぞれの地域から補います。
たとえば、日中温暖で夜間は気温が下がるベンディコにおいてはカベルネ種が非常によく生育します。
気温の下がる夜間の影響で素晴らしいタンニンを持ち合わせる構造を葡萄に発達させるといった、私たちが好むカベルネなのです。
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