フランス、ロワール地方でビオロジック栽培のシュナン・ブランを用いシャンパーニュ方式で造る素晴らしい辛口スパークリングワイン。
ワイン・スタイルズでも一番人気のスパークリングです。
巨匠コント・ラフォンの木樽を使用することでも人気ですがそのピュアで洗練された味わいはこの地区でもトップの実力です。
ヴーヴレイ・ブリュット・メトード・トラディショネル 2010
<ドメーヌ・ド・ラ・マビリエール>
750ml ¥3,200(税抜)
彼らのこのスパークリングワインは2010年ヴィンテージ。
練れてバランスの取れた一本で熟度の高いカリンや洋梨、アプリコットジャムのアロマが綺麗な酸ミネラルに混ざり合うエレガントでキレのある素晴らしい一本。
料理との相性も抜群で驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。
(発泡・白・辛口)
~蔵元に関して~
【DOMAINE DE LA MABILLIERE】
ヴーヴレの中心から東側に位置するヴェルヌー・シュール・ブレンヌにて1829年より開始の家族経営で5代続くドメーヌ・ド・ラ・マビリエール。
現在は1986年より父と一緒に働いた後畑を継承した46歳のフィリップ・マビルがヴーヴレの中心部に13パーセルの8haを所有しシュナン・ブランだけを栽培して1人で全ての畑を管理しています。
1995年あたりからヴーヴレでは有機栽培を実践するヴィニュロンが増え、フィリップもそのうちの1人でビオロジック栽培を行っており1998年にはエコセールの認証を得ています。
畑の大半は石灰を多く含むアルジロ・カリケール土壌で曾祖父が植えた高樹齢の葡萄の樹も一部所有しますが、葡萄の平均樹齢は40~45年、1つの葡萄の樹には5房しか付けないようにしており、収量は18~30hl/haとなります。
そして収穫は全て手摘みで行われます。
プレスの際にはゆっくりと抽出することでクリーンでピュアなジュースが取れるのと同時にSO2を添加する必要がないと考えているため、加えておりません。
又、ドメーヌの奥には、昔、ロワールの城を造る際に石を掘り出した後の大きな穴蔵を活用してカーヴを構えています。
シュナン・ブランのみしか栽培していないため、辛口の発泡1種類とセック、ドゥミ・セック、モワルーの白3種のみ生産。
ビオロジック栽培を実践して以来、2005年よりヴィンテージの出来がが安定し2008年は特に優良な年となりました。
しかし、収穫年によっては造れないキュヴェもあり2009年はヴーヴレイ・ブリュットを造っておらず2010年もドゥミ・セックは造っていません。
どんどん進化するマビリエールのワインをお試し下さい!
Oga
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