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先日、ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドーが主催するボルドーワインの試飲会に行って参りました。
このユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドーはフランスのボルドー市に本部を持つ131シャトーの加盟の協会で日本でも毎年最新ヴィンテージの試飲会を行っています。
今回はホテル・オークラにて89シャトーの2006年ヴィンテージのテイスティングです。
シャトーのオーナーなども来日し責任者とも意見交換などが行える大きなイベントです。
業界のトップソムリエや酒販店、輸入業者、問屋に至るまで集い、賑わいを見せていました。
ただ、人の数が多く、全部試飲は不可能だったのでここぞとばかり高いものだけある程度目星を付けてのテイスティングです。
さすがに有名シャトーが勢揃いしているだけありまして若いながら総じてレベルが高く06年に期待が持てそうです。
この年は9月の雨以外はとても良く、優良ヴィンテージといえます。偉大な05年より各シャトーの力量や特徴が出易いので比較がし易いかと思います。
注目に値する幾つかを挙げれば、左岸ではLynch-BagesやBeychevelle、Gruaud Larose、更にはPichon Longueville Comtesse de LalandeにLeoville Poyferre。
右岸ではCanon-La-GaffeliereやLa Conseillante。
SauternesではClimens やCoutetなど。
やはり常に安定していてるシャトー達はこの年も実に素晴らしいもので人気があったようです。
又、個人的には近年特に再注目を受けているFerriereなどが特に印象に残った傑出した出来栄えでした。
その他で注目すべきワインではPessac-Leognanの白ワインがレベルが高く際立った個性を見せていましたよ!(・ε・)
因みに御参考程度ながら今回最も美味かった印象に残った一本はそれぞれ…
Oga→Chateau Angelus(Sant-Emilion)
Tana→Chateau Guiraud(Sauternes)
でした。
Oga
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