「この訪問記面白いですよね、楽しみにしています。」
という嬉しい声をいただいたのですが、それって、私の小不幸話のことじゃないですよね???
だって私の小不幸話なんて一緒にいると感染するし、話を聞いた人は、その場に一緒にいなくてよかったとしか思われないですもんね!ふふふ。
生産者の情熱や熱意をうまくお伝えできているんだと勝手な解釈しちゃいます(笑)
さて、今年のワイナリー訪問は、エルヴェ・ミュラさんとお会いするのからスタートです。
本当はディジョンの駅まで来てくださっての待ち合わせ予定だったのですが、駅前工事中ですよ、もう2年以上も。
というわけで、車が入って駐車するスペースなんて皆無だったので、急遽Gevrey-Chambertinの駅で待ち合わせに変更です。
で、電車の時間まで余裕があったので、フランスに来てまで、なぜかPAULで朝ご飯ですよ。
そして、朝からちょっと食べすぎました・・・
ここはフランスなのをすっかり忘れておりました。
去年は色々とトラブルに見舞われたこの電車の乗り方もすっかり慣れて、楽勝です!
ていうか、通訳の梅田さんが自動券売機で買ってくださって、私は、言われたとおりに小銭を投入しただけなんですけどね(笑)
駅の看板の横、見えるでしょうか?
ワインのボトル&グラスをモチーフにしたデザインが施されています。
こういうの可愛くていいですよね~
朝の8:30に待ち合わせしたのには訳があります。
「私、何度もブルゴーニュに来たことあるのに、ロマネ・コンティの畑見たことないんですよ・・・」
と昨年、通訳の梅田さんに話したところ、「えっ?ほんとですか?」とかなり本気で驚かれまして、今年は、ミュラさんにお願いして、コート・ドールも観光しながら、ミュラさんの畑も見つつ、ドメーヌまで連れて行っていただけるように手配してくださいました。
こんなツアーを快く引き受けてくださるなんて、ミュラさんもありがとうございます。
というわけで、朝早くから、めちゃめちゃ観光客の私です
ミュラさんには弟さんがいまして、もちろん弟さんもヴィニュロンです。
ミュラさんが造るマルサネは、弟さんが葡萄栽培をして、その葡萄をミュラさんが買い取り、醸造を手掛けています。
その弟さんは、オスピス・ド・ボーヌのマジ・シャンべルタンの畑を持っているというので、そちらを見に行きました。
これが、オスピス・ド・ボーヌの印です。
赤字で回りの石のところに書いてあるんですが、この写真じゃ見えないですよね・・・
ちなみにオスピス・ド・ボーヌとは・・・
ボーヌにある慈善施療院のことで、元来恵まれない人々に医療サービスを提供する病院でしたが、次第に近隣の貴族から病院にお金の代わりにブドウ畑が寄進されるようになり、その畑から造られたワインの売上収益がオスピス・ド・ボーヌの運営費用にあてられるようになりました。 現在建物は博物館になっています。
現在、寄進された畑はトータル65ヘクタール、そのうちの85%がグラン・クリュ&プルミエ・クリュです。
また、オークションで、瓶詰前の樽の状態のワインがオークションで販売され、その収益は、恵まれない人たちへの医療サービスに使われています。
ミュラさんは話しながら、弟さんの畑なのにずかずか入っていき、葡萄をチェックしながら、余分な葉っぱを取りのぞいていました
気になるんでしょうねぇ、やっぱり。
つづく・・・
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