実は5月にイギリス出張の際、素敵なサイダーファームたちと出会ってきて、日本に輸出してくださる承諾を得てきておりました。今回ワイン・スタイルズが輸入元をさせていただく、サイダリーは両方とも輸出したことがないという生産者で、輸出までの道のりが長いものになってしまいましたが、やっと販売までこぎつけることができました!英国から初海外が日本となる生産者たちです!
その1.ニュートン・コート・サイダー
イギリス、ヘレフォードシャー州レムスターにて元々羊や牛飼いをしていたスティーヴンス家。2000年にポール・スティーヴンス氏がヘレフォードの果樹園やサイダー文化の環境を大事に継承していきたいという考えのもとに、本来ある林檎を用いて、まっとうなクラフトサイダーを生み出すことを決意しました。所有する63.5haの農園は全て、厳しいと有名なイギリスのオーガニック認証機関、英国土壌協会の認証を得ており、そのうちの12haにてリンゴと洋梨の農園を営み、クラフトサイダーとペリーを生産しています。
近年はコンペティションで受賞常連であり、ヘレフォードタイムズ紙のフード&ドリンク・アワード2018のファイナリストにも選出されるなど目が離せない注目の生産者の1人です。
取り扱うアイテムはこちらの3つ。
ガスピング・グース・オーガニック・サイダー NV 330ml¥630(税抜き)
看板アイテムのガスピング・グースは、「乾いた喉のうるおいにサイダーを!」をいう意味を込められてつけられた名前で、ダビネット、ヤーリントン・ミルと古くからの農園で造られるヘレフォード原産のホワイト・ノーマン種を用いて伝統的なスタイルで造られるガス注入タイプ。
きれいなイエローの色合いにフレッシュで凝縮感ある蜜っぽいリンゴの果実味と樽のニュアンスが鼻腔から広がり、まるで秋の農園の落ち葉が舞い落ちる中にいるようなイメージの中辛口
ファースト・プレス・サイダー NV 330ml¥630(税抜き)
このファースト・プレス・サイダーは、ポールが熟考の末造り始めたもので、名前の通りファースト・プレスのルセット、コックスとブラムリー種のリンゴ果汁を使用して造られたもの。非常にクリーンな見た目に味わいはシャープかつクリスプで、まさにフレッシュなリンゴをかじったような印象がありながらもスムーズな一面が感じられる中辛口。真夏のバーベキューやさっぱりとしたいときにおすすめ。
パンティング・パートリッジ・サイダーNV 330ml¥630(税抜き)
このパンティング・パートリッジ・ペリーは、ガスピング・グース同様ヤマウズラの喉の渇きのうめき声という名前を付けています。ポールのいとこが所有するヘレフォードの東側、ヤーク・ヒルからマッチ・マークルにある畑のウィナル、ロングトン、ハフカップとソーンを使用し、伝統的なスタイルで造られるガス注入タイプ。
エルダーフラワーのアロマにほんのりビターさがアフターに感じられるすっきりとした中辛口ペリー。
明日、第2弾の発表どうぞお楽しみに!
tana
コメントを残す