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ギックリも漸く復調の兆しを見せているOgaです。
今週も暖かで関東の桜の開花も間もなくですね。店の近くの上野公園などでも賑わいが見られそうです
さて先週末のマリアージュ・テイスティングですが、たくさんの御来店ありがとうございました。
今月は食材を少し贅沢にしましたがお楽しみいただけましたでしょうか。
既に説明申し上げておりましたがフォアグラとイチジクを鴨肉で巻いた鴨のガランティーヌ。
無農薬の栗南瓜を練り込んだパンに載せて召し上がっていただきました。
ワインは
Chateau Bonnet
Cuvee Confidentielle 2006
シャンパーニュの生産者
Bonnet-Ponsonが南西地方のフロントンでビオロジックで造るトップキュヴェの赤ワイン。
この蔵のスタンダードが抜栓してから5日目が一番美味しかったのもありこのトップキュヴェは早めに空気に触れさせたかったのでお昼にデキャンタージュをしておきました(澱もありました)
シラー55%にネグレット45%。スミレの花にミルティーユ等のブラックベリーのリキュールのアロマ。豊かで細かいタンニンとハーブやスパイスのニュアンスが主張しながら絶妙なバランスで味わいのハーモニーを奏でます。濃密でエレガントな趣は同価格帯のボルドーを遥かに超える素晴らしい味わい。
鴨やフォアグラの産地でもあるフランス南西地方なのでこの料理にはフィネスを備える同地区の上級キュヴェで合わせてみました。
口中で合わせてみると
鴨やイチジクの風味がほんのりスパイスを帯びて膨らみ栗南瓜やフォアグラのふくよかで優しい甘味がワインの果実の甘味とアフターで見事に調和。フォアグラのくどさは消え凝縮された旨みだけが増幅し余韻も長く非常に満足度も高い。
地産地消が叫ばれる昨今で、各地域の食材の背景が明確になって良い傾向かとも思います。それに伴う考えで産地が同じのワインと食材は相性は良いというのは定説です。
しかし何でもかんでも合わせても美味しい真のマリアージュとはなりません。料理もワインも人の手を介して芸術へと昇華します。その組み合わせを試みるのも又、人です。
大袈裟ですがそれは家庭料理の食べ合わせや組み合わせ等とも密接な関係があると思います。
高級ワインや高級食材であったりする必要は全くありません。ワインのある食卓は本当に楽しいものなので皆様も堅苦しく考えないで様々なマリアージュを楽しんで実践してみてください。
想像を超える発見や感動が見つかるかもしれません
来月もワイン・スタイルズでは食材にも拘った組み合わせを考えておりますのでお楽しみに~
Oga
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