先日の新聞に赤ワインの効用が載っていました。
以下、抜粋
『心筋梗塞の再発防止に、赤ワインと地中海ダイエットが効果があるとする研究結果が発表された。
ブルゴーニュワイン事務局によると、この研究はブルゴーニュ大学付属の研究センターのノベール・ラトリュフ教授の下で、心筋梗塞に見舞われた患者を対象に行われた。
2グループに分けた患者に、昼と夜は地中海ダイエット式の食事をとらせ、一方のグループには1日当たり250ミリリットルの赤ワインを、もう一方には水を与えた。
14日間の実験の最終日に、生理学データと血液データを採取したところ、ワインを摂取したグループに、コレステロール全般と悪玉と呼ばれるLDLコレステロール値の低下、赤血球膜流動性の増加、血液の抗酸化作用ポテンシャルの上昇などの好影響が観察されたという。動脈硬化の患者の血液の脂質と抗酸化作用の改善に、短期間でも赤ワインの摂取がよい効果をもたらすと見られる。』
以前より、飽和脂肪酸の多い食事を摂るフランス人の心臓疾患の割合が低いとされる、フレンチパラドックスが話題になっていました。
また、レスベラトロールという赤ワインに含まれるポリフェノールは動脈硬化、認知症予防に効果ありと発表されています。
もちろん、1~2杯という適度な量が最良な訳ですが、その量の調整が何より難しいですね(笑)
あと、気になったのが「地中海式ダイエット」
地中海ダイエットは、伝統食に基づく無理のない健康的なダイエット方法です。
地中海沿岸地域は、昔から心臓病による死亡率が低く、長寿の人が多いことで知られていました。
その食生活を研究して考案されたのが地中海ダイエット(Mediterranean diet)です。
アメリカの生理学者アンセル・キーズ(Ancel Keys)博士が中心となり、世界各国を対象とした大規模な疫学調査が1950年代~1960年台にかけて行われました。
その結果に基づき、地中海ダイエットが提唱されました。
適度な脂肪、果物、野菜、精製していない穀類、ナッツ類、魚、少量の肉、チーズを食べ、オリーブ油を多量に使います。調理法としては、加熱時間を短くして、素材をなるべく生かようにします。ワインを飲むのも推奨されます。
地中海ダイエットでは、以下の10ヶ条を守る必要があります。
1.季節の野菜や果物、穀物などの植物性の食物をたっぷり摂ります。
イタリア人は日本人の2倍以上の野菜を食べます。
パン、米、穀類、パスタ、ポレンタ、クスクス、ブルグールなどの精白度の低い主食をしっかり摂ります。
ポテト類、豆類、木の実、シード(カボチャやひまわりの種子)も多く食べます。
2.加工度の低い食物を、多種類、多めに食べます。
なるべく旬の土地のものを選べば、自然にビタミン、ミネラルの微量栄養素や、抗酸化物質などがとれます。
3.油脂はオリーブオイルを主にとります。
インスリン感受性を悪くする”悪玉トランス型脂肪酸”の多いマーガリンやショートニングは思い切って控えめにします。バターや生クリームも減らします。
4.脂質のカロリー比は25%から35%ぐらい。特に肉に多い飽和脂肪酸は7%~8%以下にします。
5.乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)は少なめにします。出来ればローファットのものを選びます。
6.魚や鶏肉は週に数回程度にします。玉子は週に0~4個にします。
7.赤身の肉は月に数回(合計340g~450g)にします。脂身は避けます。
8.デザートは果物をメインにします。砂糖やバター、生クリームの多い甘いものは週に数回に減らします。
9.十分な運動をします。
10.ワインは、男性なら1日にグラス2~3杯、女性なら1~2杯を飲みます。
地中海式ダイエットを行うと、血圧、グルコース値、インスリン、総コレステロール、中性脂肪が下がり、健康的な体質に変わってゆくと言われています。
ここでもワインが
世界中が、食事に一杯のワインが定番になると良いですね。
では、今日から早速実践しましょう
その前に私は「地中海ダイエット」をしてコレステロールを減らそうかな…。
Oga
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