さて、今月もやってまいりました!
毎月恒例のマリアージュ・テイスティング!
8月はお盆休みがあったりする関係でなかなかレストランさんにお料理お願いできないなーなんて思っていたところ、近所で仲良くしていただいている浅草橋ジョンティーのオーナー富田さんがワイン・スタイルズに来て下さった際に図々しく頼んでみたら、あっさりOKいただいたので、今月はアルザスワインでマリアージュを楽しんでいただくことにしました!
ワインはすでにご紹介済みのこちら。
ゲヴュルツトラミネール・コート・ド・ルファック 2011
<ドメーヌ・リーフレ>
アルザス地方、コルマールの南、Pfaffenheim(ファッヘンハイム)にある1609年創業の老舗。
奥様方のフライターグ家を受け継ぐかたちで、先々代のジョセフ・リーフレ氏が1935年より、「ドメーヌ・リーフレ」として醸造開始。
現在の当主は8代目のジャン・クロード・リーフレ氏で 1982年に受け継ぎ、そして、今はジャン・クロードさんの2人の息子もドメーヌを手伝うとともに、2011年には同じ村の後継ぎのいなかったセッピ・ランドマンのドメーヌも共同経営にて運営して、それに合わせて栽培もビオロジックに転換している最中です。
このゲヴュルツトラミネールは、ファッヘンハイムノ町から延びるコート・ド・ルファックの畑のブドウを使用したもので、蜂蜜や花の香りが表情豊かな印象があります。
最初はすっきりとソフトな印象ですが、時間の経過とともにパワフルで丸みのある中辛口の白です。
今回は、この1本に浅草橋にあるアルザス料理店、 ジョンティ
さんでも人気の1品、
「フォアグラのコンフィ」
を合わせます。
1杯70ml¥1000(税抜)
この高級食材、フォアグラでフランスの有名産地といえば、ペリゴール地方とアルザス地方とされています。
また、コンフィとは、油の中で低温でじっくりと長時間火を通していく調理方法のことを言います。
フォアグラはテリーヌも有名ですが、このコンフィも同じくらい有名なんです。というわけで、今回はこのアルザスらしい1品と食べ合わせていただきます。
リーフレのゲヴュルツトラミネールは、粘性も強く、凝縮感ある果実味と甘美なニュアンスも持ち合わせるので、この濃厚なフォアグラをしっかりと包み込み、綺麗に喉の奥まで押し流してくれて、ねっとり感が口いっぱいに広がります。
暑さも続き、皆さん体も疲れているかと思いますので、まずは、このマリアージュで幸せ気分味わっていただき、元気を取り戻しましょう!
ジョンティさんにはたくさん作っていただいているので、ご予約は特に必要なく、ふらっとワイン・スタイルズカウンターまでお越しくださいませ!
そして、ジョンティのオーナー富田さんの情報によれば、今回のフォアグラは、スタッフのシャイな光さん(ファンが多いことで有名&tanaも隠れ大ファン)が仕込んでくださったそうで、下処理も仕入れも完璧で久しぶりにすばらしい出来栄えになってるとのこと!これはジョンティさんでも食べれないから、見逃せませんよね!
今月もたくさんの皆様に食べ合わせのおいしさ楽しんでいただきたいと思います!
tana
P.S. Special thanks to Tomita-san!
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