オーストリアのトップ生産者ヒルシュの当主ヨハネス・ヒルシュの素晴らしいリースリングが入荷しました!
ワイン単体でも楽しめるのは勿論、あらゆる食事とでも相性が良い使い勝手の良いです。
テロワールを反映した有機栽培で最高の醸造テクニックで醸されたリースリングに彼のエッセンスも加わった素晴らしい味わいを楽しんで下さい!
<ヒルシュ>
750ml ¥3,285(税抜)
ツォービンガー・ハイリゲンシュタインのブドウ畑のリースリングは、火山岩と砂漠砂岩からなるユニークな土地に由来する非常に特徴のあるミネラルを示しています。
この有名な場所で造られたワインは、通常開けるまでには年月が必要となります。
熟成すると、すばらしい構成と、白い果肉のエキゾチックなフルーツと強いミネラルを連想させる際立った香りを示します。
ハイリゲンシュタイン ・リースリングの熟成能力は伝説的なものとなっています。
緑色がかった中間的な黄色の色合い。
繊細なアンズと桃の香りに、わずかな牧場ハーブとフリント香を持つミネラルが加わります。
甘い黄桃の風味を持つジューシーな味わいが、きめ細かくエレガントな構成の中に絶妙に組み込まれていて、エレガントなフルーツの風味が長く残ります。
素晴らしい熟成の可能性を秘めています。
~造り手について~
門を入ると、16世紀に建てられた修道院の趣を残すバロック様式の母屋と、それとは対照的なガラス張りのモダンなテイスティングルーム。
その向こうにはカンプタールが誇るグラン・クリュ、ハイリゲンシュタインHeiligensteinの畑が広がっています。
1878年に始まるヒルシュ家のワイン造りの歴史は、伝統と革新が見事に融合しています。
5代目当主のヨハネスJohannesは、世界で最も古いワイン学校、クロスターノイブルク醸造学校を卒業後、カフリフォルニア、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカなど新世界の国々で研さんを積み、1995年から栽培と醸造の指揮をとることに。
外の世界を見てきたからこそ、オーストリアならではの品種グリューナー・ヴェルトリーナーとリースリングの大切さに気付いたそう。
ハイクオリティなワインを造るためなら何でも取り入れるポジティブな性格から、いち早くスクリューキャップをプレミアムワインに取り入れたことでも知られています。
ちなみにヒルシュはドイツ語で鹿の意味。テイスティングルームのガラス窓には、「ハイリゲンシュタインの畑まで、鹿は352回ジャンプで到着」というお茶目なコメントが書かれています。
「古典回帰」がヨハネスのポリシーです。
ビオディナミはオーストリアでは新しい潮流ですが、基本は昔ながらのやり方に戻ること。
もともとヒルシュ家で行っていた有機栽培を発展させたのがこの方法。
今も現役で活躍するヒルシュの父、ヨゼフは「自然と戦うよりも共存するほうがはるかによい葡萄ができる」が口癖でした。
畑に捲く肥料は、古い友人であるアルチザン・チーズメーカーのロベルト・パゲットが飼っている水牛のたい肥。
高品質のチーズの原料となるミルクを提供する水牛のたい肥は栄養たっぷりです。葡萄は100%手摘みで昔ながらのバスケットプレスで破砕、自然に発酵させてビオディナミのプロセスにのっとりボトリング。「パーフェクトな葡萄を育てさえすればテクニックはいらない。
葡萄が自然にワインになるのを待てばよい」低価格帯のワインはステンレスタンクを使用。
単一畑のワインはステンレスと2500ℓの樽半々で澱とともに長く置いて翌年の夏以降にボトリングされます。
総面積25ha(グリューナー・ヴェルトリーナー65%、リースリング35%、他品種5%)
2006年からビオディナミに転換し始め、2009年からオーストリア独自のビオディナミ認証団体「リスペクトRespect」の認証を受けています。
「グリューナー・ヴェルトリーナーにはレスとロームの土壌が、リースリングには原成岩土壌などの古い地層が向く」と言うヨハネスが造るのは、いずれもテロワールをボトルに詰めたようなワインです。
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