何だかかなり放置気味になってしまったこの訪問記ですが、本当に記憶がどこかに飛んでしまわないうちに何とかレポートにとどめておきたいと思います!
さて、ミュラさんとランチをしてさよならした後、今回の訪問のミッションである「スパークリングワイン探し」でいくつか新しいドメーヌに行くことになっておりました。
そこで次に訪れたのが、ランチをしたレストランと同じ村にドメーヌがあるシャレーさんです。
こちらのドメーヌは小さなホテルも経営されており、生産するワインの40%はホテルのお客様が消費されるということでした。
ヨーロッパにも輸出していらっしゃるけど、日本はないよ。とおっしゃっていたので、期待を膨らませて試飲に臨みました!
*ところが、帰るときになって、(なぜ帰り際だったのか本当に不明なんですが・・・)すでに日本に輸出しお取引先があることが判明し、あいにくではありますが、ワイン・スタイルズでの取り扱いを断念しました。
でも、せっかくいろいろとテイスティングはさせていただいたので、その模様だけご紹介しまーす。
シャレーさんは7代続くドメーヌで、ブルゴーニュ・アリゴテ、オート・コート・ド・ニュイとクレマン・ド・ブルゴーニュ、クレーム・ド・カシスを造っています。
また、全部で23種のワインを手掛けるネゴシアンもされています。おかげで地下のカーヴを見せて頂いたときは、嬉しくなるようなアペラシオンも造っていらっしゃいました。
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・シャルドネ2009
Les Trabuchotsの区画のもので、2haを所有していて樹齢は35年。
ステンレスタンクにて熟成。
2009年はいい年だったとの話の通り、9月14日から収穫を始められたとのこと。
柔らかい酸とミネラルがあり、林檎の蜜のような果実味は非常にリッチではありましたが、飲みごろまでにはもう少し熟成させてたいなぁと印象を受けました。
こちらがこの日お目当てのクレマン・ド・ブルゴーニュ 2008。
これはピノ・ノワールだけを使ったブラン・ド・ノワールで、ファースト・プレスのみを使用。
ワインのエチケットとは打って変わり、クレマンは華やかでゴージャスだったのでかなり気に入り、合格!と思っておりました。
一応仕入れるときは、こんなことも考えているんですね。
中にはとってもおいしいんだけど、ラベルで美味しさ半減しちゃうものもあるんですよね。
その辺の感覚はフランス人と日本人では違うのでしょうけど(笑)
泡はきめ細やかで、フランボワーズのようなアロマがあり、果実味は柔らかく、Brutの割にはキレというより甘みも強めに感じました。
ロゼはセカンドプレスで造るとのこと。
クレマン・ド・ブルゴーニュ2008自体は全部で15000本造られたそうなのですが、内訳は、ブランが11000本で、ロゼが4000本。
綺麗な赤みの強いルビー色に、チェリーリキュールのような果実味があり、こちらはアフターがクレマン・ド・ブルゴーニュよりはドライでした。
このクレマンを試飲した時には、かなり気に入って1本ずつサンプルを頂いてきたのですが、翌日、なんと!赤のアルファ・ロメオに乗せていただいたときになぜか?興奮していたせいか、車の中に置き忘れてきてしまいました・・・
おかげで自分が置き忘れてきたにもかかわらず、翌日行動を共にしたシャンパーニュ・ボネ・ポンソンのシリルさんに車の中を全部探させてしまい、あらぬ嫌疑をかけてしまいました。
ほんとごめんなさい、シリル!!!
とまぁ、今回の訪問も相変わらず、小不幸な私です。
つづく・・・
ワイン・スタイルズ、通販サイトでも厳選したワインを好評発売中!
新着ワインも続々新入荷中!
新着ワイン、ブログでご紹介したワインや食材も続々更新しています!!
ギフト仕様ラッピングでのご配送もできますよ!
通販サイトでも今月のおすすめアイテムは同様の割引になります!!
携帯電話のアドレスで登録される際には、winestyles-shop.comのドメイン指定解除をして下さい。
詳しくはこちらのHPをご覧ください
13件のコメント